陣野Tの日記

日々思うこと

 昨日は「令和」で持ちきりでしたね。それにかまけて大事なこと忘れてました。田舎の親父の誕生日だったのです。以前にも書きましたが、5年前の胃がんの手術以来、認知症を患い現在に至ります。しかし、昔は仕事の虫でした。母の話によれば、夜たまに夢を見て、ブツブツ言っている時は大概、仕事をしていた時のことだそうで、息子が言うのもなんですが、大変な苦労をしていたようです。地元の小さな製材工場に、15歳の時からおよそ50年間、社長が3代変わっても仕えてきたそうです。私が小学校までは、工場に隣接した古い社宅に住んでいました。鉄道の駅の近くだったため、列車が時計代わりで、急行列車が通過する朝6時50分までに、職人たちの休憩所の清掃、事務所の開錠・清掃等をしてから、朝食でした。そして、昼は、番頭として、地域を回り、帰宅はほとんどが夜7時でしたね。信頼が厚かったようです。今年、87歳になりますが、「誕生日おめでとう」というと「誰の?」と答えが返ってくる現状ですが、もうちょっとおふくろと二人元気で頑張ってほしいと思っています。ゴールデンウィークにまた帰省しましょう。