陣野Tの日記

日々思うこと

 運命の7月25日がやってきてしまいました。

 生憎の雨ですね。いつものルーティーンとは違いますが、しっかり除菌をして、午後2時開始のイベントに備えています。

 1986年11月10日に入社以来、何か自慢できるものがあるとすれば、インフルエンザ以外で会社を休んだことがないことぐらいですかね。(冠婚葬祭を除く)まず感謝しなければいけないのは、家に帰ると何もしないので、健康管理や身の回りの世話をしてくれた嫁さんです。さらに、息子たちですかね。そして、丈夫に産んで育ててくれた田舎の両親かな。とにかく家族ですね。本当にありがとうございました。

 さらに、33年と8か月のうち、15年と4か月、勤めさせてくれたこの妻沼の環境ですね。理解ある保護者に恵まれ、多くの生徒さんと接してきました。塾を去った人も含めると600人から700人の生徒さんと出会っていたのですね。本当にお世話になりました。

 ここ数日、声をかけてくれる保護者の方々が多く、こちらの勝手な都合で閉校するにもかかわらず、涙ながらに熱い思いを言葉にしていただき、私は幸せ者だとつくづく感じています。今日は、プレゼントとはいっても、大したものはあげられませんが、私たち3人の『感謝と真心』を受け取ってほしいと思います。

 

 

 さあ、あと20分チョットで、最後の授業日の始まりです。今のところ、特に、気負いもなく、通常通りのテンションで大事なきょう一日を過ごしたいと思います。

 改めてですが、長い間、お世話になりました。また、くだらない私の戯言を見て頂きありがとうございました。明日をもってこのブログも終了とします。

 本日の授業もあと1コマです。いよいよ明日、妻沼校最後の授業日です。

 このところ、後片付けでバタバタしていたら、もうあと1日になっています。気が付くと来週の今頃は、家で感慨に浸っているかもしれません。(来週30日が、ゴミ回収の方が来てくれて、社長に鍵を返えす妻沼勤務最後の日です)

 コロナの感染拡大が止まりません。これだけが来週の片付けが終わるまで心配です。

 いよいよラストウィークの始まりです。外はまさに梅雨時の天候。非常に蒸し暑くジトーッと汗がまとわりつく、体に相当悪そうな天気での幕開けとなりました。そのせいか、朝から無駄な動きが多く、汗だけかいて何もしていない感じです。

 土曜日の夜に、伊勢崎南校に行く用事があり、身支度を整えて行こうとしたら、今年3月の卒業生8人が噂を聞きつけて、来てくれました。20分ほどしか話せませんでしたが、わざわざプレゼントまで用意していただき、帰ってから開けてみるとタオルでした。嫁が「早速、洗って使う?」との問いに、急にに胸にこみあげるものがあり、返事に窮してしまいました。それを見た嫁が、「いい子たちに恵まれたね。」の一言。

 25日に再度会えると良いのですが…。午後2時から8時でお待ちしています。

 

 いよいよ泣いても笑っても、塾講師生活もあと1週間となりました。昨夜最終のコマでが終わる間際に、小学校から通ってきてくれている中1の男子に「先生、俺まだ、(塾が終わるという)実感がないんですけど」と言われ、逆に、本当に終わるんだなぁと改めて実感した次第です。

 昨日のブログでも書きましたが、午前に2人、午後に1人そして、電話で1人の有り難い訪問を受けました。暫くあっていなかった人ばっかりだったので、懐かしい気持ちと同時に、わざわざ訪ねて頂ける感謝の気持ちで一杯です。本当に私の涙の貯水タンクは毎日、カラカラです。妻沼15年の月日の重さ、実感!!

 来週土曜日、午後2時~8時の時間帯で実施予定の閉校イベント。いったい何人の人に「お別れ」を告げられるのでしょうか? コロナ感染が再び問題になる今日この頃ですから、あまり言葉は交わせないと思うのですが、3人でできるだけのおもてなしはするつもりです。が、あまり期待しないで御来校ください。前から言ってますように、陣野の考える企画ですから、ちょっと間抜けなところもあると思いますが、そこは御愛嬌でお許しください。とにかく最後まで『笑顔』で頑張ります!

 第1弾ごみの搬入、今朝9時30分に行ってきました。受付職員の人が、「もう何回か来ますよね?」と最初の手続きの紙を3枚もらいました。(以前にはない気配りにびっくりしました)

 閉校を聞いて、訪ねて頂ける方々が昨日の午後4時と今朝の11時過ぎに2人ずつ計4人。昨日の2人は、卒塾生。一人はお腹が大きく来月の12日が予定日だそうで、男の子がお腹の中で育っているそうです。中学3年のイメージのまま12年たったという感じで、会ってすぐわかりました。本当に朗らかで、昔ながらの情報屋さんという感じで、きっと良いお母さんになると思います。もう一人は、3人姉妹の一番上で、小学校の時には寡黙で、真面目に勉強に取り組む子という印象でした。中学になり、一緒に来た子と意気投合。この出会いが彼女を良い方向に導いたと私はずっとこの子に言ってきました。3人のうち上2人は中学で良い友達に巡り合えたと思いますが、一番下の妹は,それがかなわずちょっと心配でした。帰り際に「私が育てます。」と宣言して帰った長女。頼もしく見えました。人は一人では成長できないんですよねぇ。どうしたって、人と関わらなければ生きていけないと思いますから、lineやmailとかスマホに頼らず、この御時世でなかなか難しいですが、自分の口でキチッと自分の気持ちを相手に伝え、受け取る側は、よく表情や仕草を見て、判断することが大事だと思います。二人の新米母さんとしっかり姉さんに幸あれ!

 妻沼西中の先週の10日金曜日に実施された、前期中間テストの結果が各学年・各教科で渡されたようです。私たちにとっては、最後の定期テストになりましたが、快挙をもたらしてくれました。33年と8か月塾講師として働いてきましたが、教えていた数学で姉弟揃って、満点を取ってくれたようです。何と素晴らしいことでしょう!!!しかもこの時期に。私にとっては最高のプレゼントを頂いた感じです。この二人はもとより、頑張ってくれた生徒が多く、「ホッ」としました。今後とも、精進して頑張り続けてほしいと思います。何かの時には、チョットだけ陣野のことも思い出してくれるとなんて思ったりして………。

 近い将来、妻沼の2つの中学校は統合されると聞きました。15年居て思うことは、近くて遠い学校だなということです。今は、生徒の数もかなり違いますが、部活動なんかは、対抗戦と称して、常に練習試合を企画したり、人数の少ない部活は合同でチームを作ったりして活動出来ないものかなぁと思いました。また、3月からのコロナ対策授業も、もう少し先生方が協力して、取り組めないものでしょうかねぇ。小さい町の中学校ですが、変な対抗意識ばかり持たせるのではなく、お互い強調することの大事さとか学ばせられそうなのになぁと傍から見ていて思いました。